「もういいよ~。」
パパ!会社でかくれんぼですか!?
それともやましいことがあって隠れてる!?
「労災事故が起こっちゃった…。よし!隠れよう!」
いやいや、パパ、それはダメです。
「労災かくし」のこと
パパちゃんと知っていますか?
労災かくしとは事業主が故意に労災事故を隠すことです。
ではどうしたら「隠す」ことになるのでしょうか。
労災事故が発生したら、
労働基準監督署に労働者死傷病報告という書類を届けないといけません。
これを出さないと労災かくしになってしまいます。
労働者が亡くなってしまったケースや4日以上休業してしまった場合と
1~3日休業してしまった場合で出す書類や提出期限が異なります。
またウソを書くことも労災かくし。
ちゃんと正しい事実を書きましょう。
労災保険の書類を病院に出したから
労働基準監督署には何も出さなくて良いなと思っていたら
それは間違いです。
労働基準監督署に出す労働者私傷病報告を出さなければ
やはり労災かくしとなってしまいます。
注意が必要です。
また労災事故には健康保険証は使えません。
お金のでどころが違いますのでこれも注意が必要です。
書類を出すことによって
少しでも労災事故を減らすための重要な事業主の責任です。
忘れずにやりましょうね。
パパ!隠れてないでちゃんと書類!!